こんにちは!
今日は、少し変わった絨毯のご紹介です。
トルコのアナトリア地方でヤストゥクと呼ばれる絨毯があります。
ヤストゥクは、もともとソファーの背もたれに置くクッションでした。
生地の裏に袋が付いているのが特徴です。
袋の中に干し草を入れて遊牧民が実際に暮らしの中で使っていた袋状のオールド絨毯です。
現在は裏の袋が取られて、絨毯としてリメイクされているものがほとんどですが、状態の良いものは稀に袋が付いたままになっています。こちらの袋が付いたヤストゥクは、非常に貴重なものと言えます。
ギャッベのように毛足があり、かつキリムのような独特の幾何学模様を楽しめるのが、トライバルラグの魅力です。
こちらのヤストゥクには実際にクッションを入れて、ソファーや絨毯の上に置いて楽しんでみたいですよね!
☆ お知らせ ☆
来月からPASA呉服町店で始まる「トライバルラグとトルコのオヤ展」では、さまざまな種類のトライバルラグをご用意しております。
地域によって、部族によって異なる絨毯の違いを、じっくりお楽しみください!